「いちご狩り」は、春の館山の観光の代名詞。
実はおやつマルシェの近くには、このいちご狩りが楽しめる、館山いちご狩りセンターがあります。
お正月から始まり、ゴールデンウィークまで続くいちご狩りのシーズンには、20万人以上とも言われるほどたくさんの観光客が訪れます。
お店から見ていても、観光バスがひっきりなしに止まっては多くの乗客を案内しています。
また、館山のイチゴはもう50年以上も毎年皇室へ献上されており、2000粒ものイチゴから献上するイチゴの選別風景などが新聞で紹介されています。
イチゴは通常初夏になるフルーツですが、南房総地域は暖かく日照時間も確保できることから、冬もまだ終わらない寒い時期からビニールハウスでの栽培が行われています。さらにこの寒い時期のイチゴはぎゅっと身がつまり、甘さがぐっと高く、とにかく美味しいと評判なのです。
外は寒くても、ハウスの中はぽっかぽか。暖かな気持ちで楽しめるのも魅力のひとつ。
30分ほどの制限時間の中、何本もまっすぐにならんだ畝に、真っ赤で大きないちごがいくつも行儀よくならんでいるさまは壮観で、さらに、甘そうな大きなイチゴを幾つでも食べていいという、普通では考えられない贅沢感を味わうことができます!
コンデンスミルク、練乳をつけて食べることもできます。
ほんとうに何個でも食べられる、おいしい極上のひととき。家族で行っても、食べることで一生懸命になってしまい、会話はそれほどできないかもしれませんね。
こんなに魅力的な、そして有名なイチゴが近くにあるのに、このすばらしい食材を使わないのはもったいない!あのイチゴ狩りで味わった、あの極上のひとときを思い出していただけるような、そんなお菓子を作りたい!
あの真っ赤で甘いイチゴを使って、美味しいワッフルを作ってみたい!
そんな思いから、このイチゴミルクワッフルは生まれました。
館山いちご狩りセンターに所属しておられる農家さんのビニールハウスまで出向き、農家さんの奥さんがいちごを手作りのジャムにしてくださったものを使います。
さらに、ちゃんとイチゴ狩りで手に持ってつける練乳もたっぷり使いました。
フレッシュないちご感、ゆたかな甘いミルク感、そして、自然で旬な味を存分に楽しんでいただけるものができました。
きっと、あのときの思い出を懐かしんで、また館山に行きたいと思っていただけるお土産ができたと思っています。
このいちごミルクワッフルは館山いちご狩りセンターの、「いちご即売所」の中にある、お土産物コーナーにも置かせて頂いています。
もし、こちらに在庫がない場合は、おとなりの「JAグリーン館山店」にも置いていますし、もし、こちらにも在庫がない場合は、徒歩五分でおやつマルシェに行くことができますので、ぜひ、お立ち寄りください。
いちごとワッフル。
なんだか見ているだけでもしあわせなコンビですね。
参考文献・協力
そして、なんとこの特別ないちごをまるごと使ったかき氷を作ってしまいました!
